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ドラレコ取付完全ガイド|工賃や取り付け時の注意点を解説

今や事件、事故の証拠を記録するドライブレコーダー、自分の身の安全のためにも取り付けておきたいですよね。現在普及率は2023年7月には52.5%に及び、国土交通省も取付を推奨しています。しかしドライブレコーダー本体の購入に加え取り付けが必須。工賃等の費用を抑えるためにも可能であれば自分で取り付けてしまいたいですよね。

そこで今回は、ドライブレコーダーをまだ購入していない方向けに、種類とどんなドライブレコーダーであれば取り付けが自分でできるのか、さらにドライブレコーダーを購入した方向けに取付方法などを紹介します。ぜひ自分の運転や車、予算に合ったものを見つけてください。

ドライブレコーダーとは

ドラレコとはドライブレコーダーの略称で、主に自動車のフロントガラスやリアガラス、ダッシュボードにカメラを取り付けて車内や車外の映像を録画し記録する装置です。

また、ドラレコにはフロントカメラのみのタイプ、フロント・リアの2カメラタイプ、360度カメラタイプ、ミラー型などの種類があります。
ドラレコの種類について詳しく知りたい方はこちら
ドライブレコーダーの種類が知りたい!特徴や機能、選び方を徹底解説!

ドラレコの役割

ドラレコの役割は、運転中や停車中の車内・車外の状況を映像として残すことです。近年増加しているあおり運転や盗難、事故や交通トラブルなどの証拠としてドラレコの映像データを提出できます。
また、風景や情景といった旅先での思い出を残すといった用途でも使用されています。

あおり運転対策で注目

近年、ドラレコの普及率が増加しているのは、事故やあおり運転などの被害に遭った時に、警察や保険会社にデータを提出することで証拠として認められるからです。ドラレコは、稼働している時は、常に録画をしているため、トラブル発生時の状況を映像や音として残すことが可能なので、確固たる証拠となります。

ドラレコを取り付けしているだけで、安心材料となるだけでなく、モデルによっては自分の運転も記録されることになるので、安全運転の意識の向上に繋がるというメリットもあります。

ドラレコに関する法や規定

ドラレコは、取り付け位置に関する法律があります。フロントガラスに貼り付けるタイプのドラレコは、道路運送車両法の保安基準(第39条)にて、「フロントガラス全体の上部20%以内または下縁150mm以内の範囲、ルームミラーに隠れるフロントガラスの範囲」に取り付けるよう規定されています。

他にも、車検ステッカーと重なるように取り付けること、ルームミラーの邪魔になるような取り付けも違反となってしまいます。自分で取り付けを行う場合は、規定に違反しないように取り付けましょう。

ドラレコの取り付けでかかる工賃はいくらぐらい?

ドラレコの取付を業者に依頼する場合は、いくらぐらいかかるのか気になる人も多いでしょう。工賃は、業者や取り付けるドラレコの種類によっても異なり、前方のみと前後タイプでは工賃に大きな差があります。ここでは、それぞれのタイプでいくらぐらいかかるのか見ていきましょう。

前方のみ取り付ける場合の工賃

前方のみの場合は、比較的簡単に取付が可能なので、業者によって作業時間は異なりますが、約30分~1時間程度です。では、業者別に見ていきましょう。

UPPIT

アップガレージが運営するUPPITなら、新品と中古のどちらのドラレコも快く取り付けしてくれます。
前方のみの工賃は、約7,500円(税込み8,250円)~

カーディーラー

ディーラーの取り付け工賃は少し高めです。中古品やネットで購入したものは取り付け不可の可能性もあります。ディーラーの多くは、新品のドラレコ購入と工賃がセットになっているケースが多いです。
前方のみ(ドラレコ本体込み)の工賃は、約30,000円~

カー用品店

カー用品店では、購入したドラレコをその場で取付してくれます。
前方のみの工賃は、3,000~5,000円

整備工場

整備工場は、費用が安く、ドラレコの持ち込みでの取り付けも行ってくれます。
前方のみの工賃は、5,000~9,000円

前後とも取り付ける場合の工賃

前後とも取り付ける場合は、後ろから前に配線を這わす時間がかかるので、約1時間~2時間程度の作業時間がかかります。車種によっては、もっとかかる場合もあります。
こちらも業者別に工賃相場を見てみましょう。

UPPIT

前後タイプの工賃は、22,500円(税込み24,750円)~

カーディーラー

前後タイプ(ドラレコ本体込み)の工賃は、約50,000円~

カー用品店

前後タイプの工賃は、15,000円~

整備工場

前後タイプの工賃は、15,000~20,000円

ドラレコを取付するにはどこに依頼すればいい?

ドラレコの取り付けは大きく分けて2つの方法に分かれます。取り付けてもらうか自分で取り付けるかです。ここでは、それぞれの方法について解説します。

カー用品店で取付

カー用品店では、ドラレコの購入と同時に取り付けることができます。購入と同時に取り付けを依頼することで、工賃が安くなります。また、お得なキャンペーンが開催されているときがあるのでチェックしてみるのも良いでしょう。しかし、持ち込みの場合は工賃が少し高くなることや人気店は希望の時間に予約が取れないこともあるので注意しましょう。

ディーラーで取付

ディーラーでの取り付けも可能ですが、費用は少し高めです。また、中古品やネットで購入したドライブレコーダーは取り付けてもらえない可能性もあります。新車購入と同時にドライブレコーダーを取り付ける場合はおすすめです。

整備工場で取付

整備工場での費用は比較的安く、持ち込みに対応していることも多いです。専門的な技術を持ち合わせているため、細かな要望を聞いてくれるかもしれません。しかし、街の整備工場は評判や対応が見えにくく、サイトがないことも多いため整備工場選びに一苦労するかもしれません。

出張サービスで取付

家に来てくれるため、家にいないといけないご家庭等でも可能です。また、移動時間を省くことができるので、時間を有効活用できます。ご家庭までの出張が可能なサービス業者を探すことと出張費がかかることはデメリットでしょう。

自分で取付

工賃は0円で済みますが手間と時間がかかります。また、安全面で不安が残る方には推奨できません。電源を取る場所を間違えると、警告灯が点灯したりするので、知識や技術がない人はプロに依頼するのがおすすめです。

ドラレコ取付ならUPPIT(アップピット)

 

UPPITでは、専門知識の豊富なスタッフがタイヤの組み換えからホイール交換、他のアフターパーツの取り付けなどを行っています。作業台数も多く、手慣れたスタッフが常駐しているので、安心して任せられます。
では、UPPITにはどんな特徴があるのか見ていきましょう。

不要なパーツはその場で買取査定ができます

交換後に不要となったパーツもその場で買取をしてもらえます。パーツの廃棄代もかからず、査定金額が取り付け費用から相殺されるので、通常の料金より安く取り付けが可能です。余計な出費が抑えられ、査定額に応じて他のパーツを購入できるかもしれませんね。

中古パーツも取り付けられる!

UPPITサービスを展開しているアップガレージは、自動車中古パーツを専門に扱っています。オークションやフリマサイトなどで安く購入した中古パーツも問題なく取り付けが可能です。お気軽に相談してください。

Webから簡単に予約ができます

持ち込みタイヤ交換やパーツの取り付けなどは、Webから24時間いつでも簡単に予約できます。取付料金もリーズナブルで、Webサイトで簡単に確認できます。他店で購入したタイヤやパーツを直接取り付け店舗に発送して、当日取り付けしてもらうことも可能です。
豊富な実績を持つベテランスタッフが、タイヤ交換だけでなく、カーオーディオやカスタムパーツなどの取付を担当します。

新しいドラレコの選び方

新しいドラレコを購入したいけど、どんなものを選べば良いか分からない人は多いのではないでしょうか。ドラレコも種類が増えており、さまざまなタイプや機能を持ったものが販売されています。
ここでは、新しいドラレコの選び方について、種類やメーカーについて解説します。

ドラレコの種類

ドライブレコーダーは撮影範囲やカメラ形状、付属の機能などによってタイプが分かれます。機能面や価格が異なるため、用途に合ったものを選びましょう。以下では一部抜粋して紹介します。

フロント1カメラタイプ

前方のカメラのみのドライブレコーダーです。カメラとモニターが一体になっているシンプルなものが多いです。メリットは本体が安価なことです。

前後2カメラタイプ

前方、後方の2つカメラがついているタイプです。側面の録画はできませんが後方からのあおり運転なども録画できます。

360度カメラタイプ

全方位+室内も録画できるタイプです。前後左右の撮影が可能なため後ろからのあおり運転に加え幅寄せや横からの思わぬ落下物なども録画できます。

ミラー型

ミラーに取り付けるタイプで視界を妨げません。車に荷物をたくさん積み、後ろが見えなくなるときにおすすめです。

ドラレコの種類について詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
ドライブレコーダーの種類が知りたい!特徴や機能、選び方を徹底解説!

ドラレコのメーカー

ここでは、おすすめのドラレコメーカーを3つ紹介します。特徴も紹介するので、ドラレコ選びの参考にしてください。
更に詳しくドラレコメーカーについて知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
ドライブレコーダーのおすすめメーカー5選!失敗しない選び方を解説

コムテック

高画質フルHD、HDR機能、駐車監視機能、360度カメラなど、新機能を搭載した製品を次々と発売しているのが特徴で、ドライブレコーダーの国内シェアNo.1のメーカーです。高解像度・超広角レンズを搭載し、白飛びや黒つぶれ、逆光にも強く明暗差のある場所でもしっかりと映像を残すことができるモデルが人気です。

ユピテル

映像技術・マイクロ波・無線通信技術の専門メーカーとして50年以上の歴史をもつ日本の企業です。以前は、レーダー探知機やポータブルカーナビを主に販売していましたが、現在はドライブレコーダーの開発・販売に注力しており、最新の技術を取り入れた製品やシンプルな製品まで多くのドラレコがラインナップされています。

ケンウッド

カーナビやオーディオ機器の分野での知名度が高く、ドラレコ部門では後発のメーカーになりますが、その知名度から人気があります。長年のビデオカメラで培った高精細な映像を得意としており、映像の鮮明さはトップクラスです。ブランド初の前方・後方の同時撮影に対応したデジタルルームミラー型ドライブレコーダーは、画面の切り替えや表示エリアの調整をタッチ操作で行える特徴があります。

失敗しないドライブレコーダーの選び方

特徴についてご紹介してきましたが、では実際どれを選べばよいのでしょうか。ポイントは

  1. 映せる範囲が希望のものか
  2. 本体の形状は好みのものか
  3. 十分な映像を残しておけるか
  4. 欲しい機能があるか
  5. 予算内か

の5つに当てはまるかを確認することです。車の使用目的や運転方法はその人によって異なるため、安いから悪い、機能満載だから良いとは必ずしも言えません。

ドラレコ取付は自分でできる?

ドライブレコーダーを自分で取り付けるために、まずはドライブレコーダーの選び方。そして取付方法をご紹介します。
以下の記事にもドラレコの取り付け方について解説しているので、参考にしてください。
ドラレコを取り付ける方法とは?手順や工賃・安くするためのポイントを解説

取り付けが簡単なドライブレコーダーの形

ドライブレコーダーはカメラの個数や形状によって取り付け位置や方法が異なります。取り付けが簡単なドライブレコーダーは

  • フロント1カメラタイプ
  • ミラー型
  • カメラ本体一体型
  • 電源をシガーソケットからとるとき
  • 本体を吸盤で取り付けるタイプ

です。特にミラー型でフロント1カメラの場合、場面をミラーに固定し、電源をシガーソケットに刺した後本体に繋ぐだけで終了のものもあります。

反対に

  • 前後2カメラタイプ
  • カメラ本体分離型
  • 電源をヒューズボックスからとるとき
  • 本体を両面テープで貼り付けるタイプ

は配線や設定など難しい部分もあるので時間や手間、安全性を考えてプロに依頼することをおすすめします。また、適切な場所に取り付けないと車検に通りませんので気をつけてくださいね。
ヒューズボックス▼

取り付け方法

初心者でも取り付けが簡単な前(フロント)のみのドライブレコーダーについて、取り付け方を解説します。

  1. ドライブレコーダーと付属品がそろっているか確認します。また、配線隠しやガラスを吹くためのクリーナー、SDカード等が必要であれば用意しましょう。
  2. ドライブレコーダーの取付位置を決めます。取り付け可能範囲は保安基準で定められておりフロントガラスの上部20%以内です。また、ルームミラーやアンテナ類に接触したり、車検ステッカーと重ならないようにしましょう。
  3. ドライブレコーダーをフロントガラスに貼ります。視界を遮らないように、ワイパーの作動範囲内に付けます。
  4. シガーソケットに電源を差し込みコードを本体と繋ぎます。
  5. 配線が運転の邪魔にならないように窓枠に沿って隠します。また、配線隠し等を利用するのもいいでしょう。
  6. エンジンをかけ動作確認をしましょう。

まとめ

設置率が増加しているドライブレコーダー。事故や事件の証拠保存のためだけでなく、事故予防のためにもつけておきたいですよね。

今回は取り付けについて説明しました。ドライブレコーダーが自分で取り付け可能かどうか、またドライブレコーダーをまだ買っていない方も取り付けできるかどうかを一つの要素として選んでみるのもいいかもしれません。もちろん車や予算、運転の仕方に合ったドライブレコーダーを選ぶのが一番ですので、時間や手間、安全性を考えプロに依頼することも視野にいれてみてください。

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