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タイヤの空気圧、目安はどれくらい?高めに入れるのがいいってホント?

運転していて気になるのがタイヤの空気圧。空気圧は安全に走行するために各車両ごとに定められていますが、「高めに設定したほうが良い」と聞き、結局どうしたらいいの?と思うかたも多いです。しかも普段走行していて、タイヤの空気が減ってきたなと実感できることはほぼありません。そこで、この記事では空気圧の正しい数値、点検方法など詳しく解説します。

適切な空気圧とは?

空気圧の単位はkgf/cm2やkPaが用いられます。適切なタイヤの空気圧は車種やグレードごとに異なり、ドアに記載があります。これを「指定空気圧」といいます。

空気圧を定める基準は「ロードインデックス」です。ロードインデックスとはタイヤ1本にどのくらい負荷が掛けられるかを数値で表したものです。95の場合は690㎏まで耐えられることを示しています。(JATMA規格のタイヤ)この数値はあくまで最大負荷能力であり環境や空気圧で変化します。ロードインデックスはタイヤの側面に記載がありますので、すぐに確認することができます。後ほど詳しく解説します。

空気圧の見方

空気圧はドアの横に記載があります。その記載に従ってタイヤゲージを見ながら調整していきます。

国産と外国産 規格について

空気圧に関わる規格は主に3つあります。同じ空気圧でも耐えられる負荷が変わってしまうため、調整が必要になります。

国産タイヤの規格と空気圧

日本の規格を採用しているタイヤはJATMA規格に基づいています。JATMA規格の空気圧毎の負荷能力表はタイヤメーカーのサイトに載っています。最大空気圧は240kPaです。

外国産タイヤの規格と空気圧

ヨーロッパの規格を採用しているタイヤはETRTO(エトルト)規格に基づいています。ETRTO規格はさらにスタンダード(STD)規格とエクストラロード(XL)規格、別名レインフォースドにわかれています。

JATMA規格とETRTO規格の比較

JATMA規格とETRTO規格がどのくらい違うのかを比較してみましょう。
例)ロードインデックス95
JATMA規格
空気圧150の場合525㎏ 空気圧240の場合690㎏
ETRTOスタンダード規格
空気圧150の場合460㎏ 空気圧240の場合670㎏
ETRTOエクストラロード規格
空気圧150の場合405㎏ 空気圧240の場合595㎏
比較するとJATMA規格のタイヤの方が負荷に耐えられるように思えますが、最大で設定できる空気圧が異なります。ETRTOエクストラロード規格で最大の空気圧まで空気を入れるとスタンダード規格よりも負荷能力が大きくなるイメージです。ETRTOスタンダード規格とETRTOエクストラロード規格の最大空気圧はそれぞれ250kPa、290kPaです。

インチアップ・インチダウンしたい場合

タイヤのサイズを変えるときにはロードインデックスに注意が必要です。
例)15インチから17インチにしたい
変える前15インチ:ロードインデックス91 負荷能力615kg(JATMA規格)
変えた後17インチ:ロードインデックス89 負荷能力580kg(JATMA規格)
この場合、減ってしまうため装着できません。
変える前15インチ:ロードインデックス91 負荷能力615kg(JATMA規格)
変えた後17インチ:ロードインデックス93 負荷能力650kg(ETRTOエクストラロード規格)
この場合は問題ありません。同じサイズでも規格が変われば装着できるタイヤもあります。純正のタイヤより負荷能力が下回らないように注意しましょう。

空気圧を高めにする人が多いのはなぜ?

タイヤがよりおおきな負荷に耐えるためには
①タイヤサイズを大きくする
②空気圧は高くする
という方法があります。しかしタイヤサイズは大きさに限界があります。そのため空気圧を調整するわけです。高速道路を走行するときは空気圧を高くしたほうがいいと言われてきましたが、タイヤの性能向上によりあまり気にしなくても良くなりました。
反対に空気圧は高すぎても危険です。タイヤの接地部分の面積が減り、摩耗が集中してしまったり、クッション性が失われ乗り心地が悪化するほか、最悪の場合はバーストの危険性があります。

空気圧が低いとどうなる?

空気がどんどん抜けてしまうと燃費の低下や乗り心地の悪化につながります。タイヤの接地面が増え摩耗しやすかったり、偏って摩耗してしまいます。抵抗面が増えるため、燃費の悪化に繋がってしまうのです。そしてこちらも最悪の場合はバーストの危険性があります。
空気圧は高すぎず、低すぎずが一番です。街乗りで純正タイヤなら指定の空気圧を保つようにしておくのが安心です。

空気圧の調整方法

空気圧は自宅でできる方法と設備のある場所で行う方法の2種類があります。

空気圧を調整してくれる場所

空気圧の調整にはコンプレッサーというタイヤに空気を入れる器械が必要です。設備のある場所を紹介します。

カー用品店

空気圧の調整はやり方がよくわからない!というかたはプロにおまかせしてしまうのが安心です。また、カー用品店なら窒素充填に対応しているお店も多いです。
タイヤに入れる窒素についてはこちらで詳しく解説しています!
タイヤに窒素補充は必要?窒素の意味とメリットデメリットを解説

ガソリンスタンド

普段行くガソリンスタンドも空気圧を調整できます。ガソリンを入れるついでに点検できるので便利です。ただ、セルフのガソリンスタンドは器械が置いてあるので自分で操作する必要があります。

空気圧を自分で調整する方法

自宅で空気圧の調整を行うには道具を買う必要があります。

必要な工具

空気入れ(エアコンプレッサー) 5000円~10000円
空気圧計(エアゲージ) 1000円~5000円

やり方

①エアバルブキャップを外す
②空気入れをセットし、少し余分に空気を入れる
③空気圧計をセットし、適切な空気圧になるまで少しずつ空気を抜いていく
④エアバルブのキャップを締める

空気圧の調整頻度は?

タイヤの空気圧は1か月で5%低下すると言われています。そのため正常なタイヤ・ホイールなら1か月に1回空気圧を点検していれば問題ないでしょう。事故防止のために高速道路走行前には指定空気圧の値と合ってるか確認することをおすすめします。
また、通常の空気ではなく窒素を入れると空気が抜けにくいと言われています。
空気圧センサーという空気圧をチェックできる機器が売られています。TPMSともよばれます。機器によって空気圧の測定方法は大きくわけて2種類「間接式」と「直接式」がありネット通販等で2000円~5000円ほどで購入できます。アップガレージでも空気圧センサー空気圧センサー付きのホイールを取り扱っておりますので気になった方はこちらをご覧ください!

タイヤの取り付け・交換なら「UPPIT」

タイヤの交換ならアップガレージが運営する持込取付交換サービス「UPPIT」お気軽にご利用ください!交換と同時に空気圧も調整。ご希望や不明点などございましたら作業前に申しつけください。丁寧に対応させていただきます。
①ネット/他店購入対応
ネットで購入したパーツはもちろん、他店で購入したパーツや譲り受けたパーツも喜んで対応させていただきます!夏の間保管しておいたスタッドレスタイヤ、ドライブレコーダーやETC等の取付などもお待ちしております。

②安心の予約制
Webサイトから日時を選び、お客様情報やパーツ情報を入力するだけで終了!当日は待ち時間なくすぐに作業にとりかかります。

③直送OK!
ネット購入の場合でも重たいパーツを運ぶ必要はありません。送り先の住所にご希望のアップガレージ店舗を入力し、次にUPPITwebサイトから送り元の住所を入力し予約。当日はお車でご来店いただくだけです。
ぜひ一度お試しください。

まとめ

今回はタイヤの空気圧について紹介しました。普段街乗りや通勤のみで純正タイヤのままの方は月1回程度点検・調整すれば問題ありません。タイヤのインチアップ・インチダウンや社外のタイヤに交換する方はロードインデックスの違いや空気圧に注目してみると面白いかもしれません。今装着されているタイヤにEやE2、E4、EXTRALOAD、XLと書かれていないか、是非見てみてください。

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